376 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 13:57:32 ID:5e3u/3cK0
(その教会の中には二人の人間がいた。
齢40歳前後の神父と、17歳の僧侶である。
街が眠りにつくのと同じように、この教会もまた1日の終わりを迎えようとしている。)
「アリアス。今日はもう休みなさい。疲れただろう…」
いいえ、神父様。もう少し片付けなければなりませんので…
神父様こそ、もうお休みになってください。私は大丈夫ですから。
(藍色の長い髪をひとつに束ね、見えないようにローブの中へ入れ
もう一度フードを深く被り、薄紫の瞳で微笑んでみせる)
「お前はよくやってくれている…しかしそれでは身体がもたないぞ」
(神父がそう言いかけた時、教会の大きな扉が静かに開く)
377 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 14:06:22 ID:M21fwVjF0
やっぱり…ここだけは、違うな…
(大陸最古の国の建物と言うだけあり、その教会は今や失われた建築方式で立てられており、
一見するとただの古い教会にしか見えないが、教会はその外見以上のなにかを感じさせる。
そのなにかに満足そうに微笑みつつ、教会の大きな扉に手を掛ける)
ギイッ…ィ…
(夜の静寂に響き渡る音はその扉の重厚さ、教会の威厳を示しているようで。
教会の中は、外とは別世界であった。と言いたくなるほどの雰囲気の違いを感じつつ中に入る。
その教会内は街の中と同じように炎の灯りのみで暗く、最低限の明かりしかないため、
かろうじて二人の人影がいることが認識できる。
一人は初老の神父、もう一人は深くフードを被っているため良くわからないが、
羽織っているローブから神父であろうと予測する)
こんばんは、こんな夜更けに失礼します…
ちょっと良いですか?
(その二つの人影に、まるで知人に挨拶をするように言葉を掛ける。
その澄んだ声、あまりに自然な動作は、逆に違和感さえ感じさせるほどで)
378 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 14:16:28 ID:5e3u/3cK0
(重い音を立てて扉が開かれ、現れた人影に目を凝らす
後ろからの灯りで顔まではっきりと見ることができないが、
僅かに認識できる出で立ちから、この国の者ではないと直感する)
「…アリアス、お前はここにいなさい。いいね。」
(神父はそう言うと、突然現れた異国の人間に歩み寄る
アリアスはそんな神父に黙って頷くことしかできない)
「どうなされました?何か、悔い改めることでもあるのですか?
今日はもう遅いのですが…遠い国からの客人とあらば、話を伺いましょう」
(そう言いながら段々と近付いていき、カインの目の前まで歩を進める
その瞬間、重厚な扉が音を立てて閉まり、再びほのかな灯りのみの空間に戻される)
379 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 14:23:22 ID:M21fwVjF0
(教会の奥の方、あまり灯りが当たらないところにいるもう一人を一瞥しつつも
応対してきた神父を笑顔で見つめる)
あ、いや改める悔いなんてものはありません…
そうですね…時間もないし単刀直入に言います…
(扉が閉まり、閉鎖的で神秘的な空間となった教会内で
笑顔のまま言葉を続ける)
……「隠してあるもの全部もってこい」…うちのトップからの命令です
用件はこれだけですが、適当だけど…大変な命令だとは思いません?
(そう言った瞬間、教会内が凍った。そう錯覚させるほど雰囲気が一転し
そんな変化に萎縮している神父を置いて、言葉を続ける)
全部ですよ、文献も魔術書も…もらっていきます
あと…アレっていますか?いるんだったら…隠して下さいね?
隠してるものはもらっていくんだから、是非隠してください
(まるで冗談をいうように話すが、男から放たれる雰囲気は冗談とは思えない
その言葉を聞き、神父はこの男が、自分たちに災いと言えるものを持ってきたのだと悟る)
380 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 14:31:42 ID:5e3u/3cK0
(教会内の空気が変わった事を感じたのは、アリアスも一緒だった
今までに感じたことの無い、冷たく背筋が凍るような雰囲気で
思わず両手で自分の身体を抱きしめるが、小刻みに身体が震える)
「全て…ですって?まさか貴方は…この国を…!」
(全てを悟った瞬間、神父は先ほどの穏やかな表情を一変させ
厳しい表情でカインを睨みつけ、言い放つ)
「…全てを渡すことなど…できぬ…いや…
魔術書の一文さえも渡すわけにはいかない!
直ちにここを立ち去りなさい……」
382 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 14:37:47 ID:M21fwVjF0
(普段温厚な神父からは想像できないほどの表情を浮かべ、明確な拒絶を口にする
そのそんな神父とは対照的に表情を一切変えず)
はぁ……別に頼んでるわけじゃないんだけどね…
それに、もう一つの命令があってね…「聖地を壊滅してこい」だってさ
こっちははっきりしすぎてて、逆に乗り気がしないんだけど…
…という訳だから、とりあえず、ちょっとどいて
(そういうと、一瞬にして魔方陣のようなものが神父の身体を囲み
神父はまるで糸が切れたように、その場に崩れ落ちる。
詠唱なしでの魔術行使…それだけでこの男が只者ではないことがわかる
383 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 14:46:37 ID:5e3u/3cK0
「か…壊滅…!この地でそんなことが許されると思って――」
(全てを言い終えることのできないまま、神父は意識を失くす
二人が何を話していたのかよく聞こえずにいたが、
神父がその場に崩れ落ちた瞬間、息を呑み、思わず叫んでいた)
し…神父様っ……!
(叫んだあとに気付いた。自分は今…男に見られなければならなかったのに。
気付いた時にはもう遅く、女の甲高い声が教会内の静寂を切り裂いていく)
あ……う……
…主よ、どうか…どうかお守りください…
(震えながらそう言うと、無意識に胸元のロザリオをぎゅっと掴んで
倒れたまま動かない神父を見つめたまま、祈りの言葉を呟く)
384 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 14:52:37 ID:M21fwVjF0
…!?…女、の声?
(もう一人の人影から発せられた声、教会内に響き渡る声に、反射的に反応する。
ローブを纏ったもう一人の人影を睨むように見つめる)
………
(迷いのない早足で声を発した主に近づくと、
その顔を覆い隠すローブに手を掛け、隠れた顔を露にしようと剥ぎ取る)
……いるとは思っていたけど、まさか今、会えるなんてな…
…こんばんは…私はカインと言います…
宜しければ、貴女の名前を教えてもらっても良いですか?
(そのローブの内側から出てきた顔を見つめ、発する声は、明らかに喜びが含まれており
まるで女性を口説き落とそうと錯覚するような優しい声で話しかける)
385 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 15:00:43 ID:5e3u/3cK0
(足早に近付く男に警戒し、思わず後ずさりして壁に背中をつける
かたかたと小さく震えながら、鼓動が段々と早くなっていくのを感じ取って)
……!
(ローブに手をかけられ一瞬身体を硬直させる
目を瞑り、顔を晒されたあと、ゆっくりと目を開け)
……あ…アリアス………
それが…何か……
(何故か嬉しそうなカインを訝しげに見つめ、
今にも消え入りそうな声で名乗る)
386 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 15:08:02 ID:M21fwVjF0
アリアス…そうか、そう名づけられたか…
あ、そんなに恐がらなくても良いですよ
あなたに会いたかったのは私の個人的な感情ですから…
あくまでの私たち、軍の目的はこの国の“殲滅”です
…そうですね…そろそろ来るころかな?
(ふと外に視線を送り呟く。
その瞬間まるでその言葉が合図になったかの様に、教会の外から光と音が飛び込んでくる。
その光は魔術が放たれた光、その音は、人々の悲鳴だった
そんな様子にカインは「うわ、相変わらず本当に時間通りだな…」と誰にも聞こえない呟きをこぼす)
だから、外の騒ぎとは別件です
(外の騒ぎを特に気にすることなく微笑みながら喋る。
外から聞こえてくる“異常”はしだいに大きくなって)
387 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 15:16:57 ID:5e3u/3cK0
個人的な感情…って…どういうことですか…
貴方は一体…誰なんですか…
………殲滅?この国を……?な、何の冗談で…
(その時、光と音が混ざり合い、教会に響く
やがて光は赤い光に変わり、音は光にのまれるように消えていく
それを見て、冗談などではないと悟り、カインを突き飛ばして外へ出る)
な…に……これ…嘘、こんな…こんなのって……
……いや…嫌ぁっ…!
(そこに広がっていたのは異常な光景だった。
街は炎に包まれ、人々は倒れ、動かない。
そんな惨状に、思わず街の方へ駆け出そうとするが)
388 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 15:22:57 ID:M21fwVjF0
おっと…ちょっと待ってください
(街の方へ駆け出そうとするアリアスの腕を掴むと教会の奥にある祭壇まで連れて行く
祭壇の前までたどり着くと、アリアスの後ろに回り正面を向かせる
その身体が向いた先には、この教会の信仰の象徴、神を象ったと言われる彫刻がある)
今、外に出たら危ないですよ…
おとなしく見ていてください、この不可侵の地と呼ばれた聖地に攻め入るという
時が来たんです…神への反抗という、明確な狼煙を上げる時が…
(目の前にある神の像を見つめつつ、当たり前のように話す)
389 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 15:30:43 ID:5e3u/3cK0
あ…離して…離してください!
(再び教会の中へ連れて行かれ、抵抗するが適わず
向けられた先にはまさに神の象徴が置かれていて)
…なんですって…そんなこと、この地で許されるはずがありません!
これは…主への冒涜に値します!
貴方達に…私達の主を冒涜する権利など…!
(必死にカインの腕から抜け出そうと身体を捩る)
390 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 15:40:03 ID:M21fwVjF0
…神への冒涜?
(アリアスの言葉を聞いた瞬間、カインの顔つきが一変する
抜け出そうとするアリアスを拘束する手にも力が篭る)
本当に神なんてものを信じているのか??
あの何もしない、何もできない存在を?
そして…本当にこの国が神に“愛されて”いるとでも?
(反論の許さない、そんな感情が見え隠れをし
その言葉には呆れ、そして静かな怒りが混ざっている)
神は…何もしないし、できない、
自分が愛した国を攻められようとも、如何に“冒涜”とやらをされようとも…
…実際、神の裁きなど下ることはない…
(何かわかりきったことを言うように言葉を紡ぐ)
その証拠に、ここでも試しましょうか?…“神への冒涜”ってやつを…
(後ろからアリアスの耳元で囁く。そして、片腕をローブに滑らせ、胸のあたりまで動かす…
大き目のローブに包まれ、隠されていた女性特有の膨らみに指を添える)
…こと、この聖地の僧侶なら、神に愛された女ってことでしょ?
もちろん生涯純潔は保ち、その身は全て神のもの…
そんな女を、目の前で犯されたら…
さぁ…神は本当に存在し、そして貴女を守るのかな?
391 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 15:53:32 ID:8qllsR/O0
貴方にはわからないかもしれません…でも…
私達には主が全てなんです…!
主は全てを見ておられます…
貴方達がこのようなことを繰り返せば…必ず…罰が下ります……
(自分達にとって全てである神の存在を否定され、反論する
その表情は強い怒りに満ちていて、カインを貫いている)
……主への冒涜を試す…?そんな事…
あんっ……な…何するんですか…!
(冒涜ですら許しがたいことなのに、それを試す、というカインにますます強い視線を向ける
が、自分の膨らみに触れられた瞬間、言葉を失い、かわりに少しの甘い声がこぼれる
カインの言葉を聞き、これから自分がされることを悟り、抵抗は激しさを増す)
392 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 16:00:33 ID:M21fwVjF0
少なくても、普通の人よりか理解してるさ…その無意味さを…
罰が下るというなら、喜んで受けようじゃないか…お返しはするけどね…
(乳房を、掌で撫でるように揉み続ける
布超しでもわかる、確かな質量を持ったものはカインの指を微かに弾き
その反発に抗うように、指を繰り返し沈める)
そんな感じで抵抗してくだい…神へ見せ付けてやらなきゃ…
(抵抗をするアリアスを楽しそうに見つつも、行為自体の拒絶は許さず顎に手を添えると、持ち上げ、正面を向かせ
神をより意識されるかのように、神の像を視界に捉えさせる)
早く助けてもらったらどうです?神にでも…
393 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 16:10:27 ID:8qllsR/O0
貴方には必ず…罰が与えられます…
今すぐ…この手を離しなさい.……!
や…あっ……だめっ……やぁっ……
(神を信じないカインに、まるで説得でもするかのように言葉を紡ぐ
だが、刺激され始めた乳房は身体とともに熱を帯び始め)
はぁっ…あ…だめ……んんっ…
主、よ……どうか、どうか………
(反論しようと口を開くが、そこから零れるのは甘い声で
感じたことの無い感覚、出したことの無い声、そして何より
その姿を“主”に見られているということが重なって
身体の震えは強さを増し、目を閉じると瞼の端から涙が落ちる)
394 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 16:16:11 ID:M21fwVjF0
それはお断りだ…別に私は、禁欲をしているわけじゃない…
やめる理由なんて、一つもない、さ…
あぁ抵抗するのは良いですが、そんな淫らな声をあげるのはマズイんじゃないですか?
神に怒られますよ?
(甘い声を漏らすアリアスの耳元に息を吹きかけつつ囁く。
そのまま、ほんのり紅潮をし始めた耳に舌を這わしつつ)
…ん、ほら…“主”が見てますよ?
(片手がより激しく、乳房を包み、指を食い込ませ、その形を止め処なく変形させる。
その胸に沈む指先は、アリアスの熱をカインに伝え、その熱に促されて指は激しさを増していく)
ふふ…やっぱり初めて(
処女)、ですか?
395 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 16:27:30 ID:8qllsR/O0
うっ……あ…貴方がやめればいいだけのことです…
そうすれば、こんなことは……んっ…
(カインにそう言われ、声を出さないように唇を噛み締める
徐々に感じてきている身体を受け入れられず、目の前の神から目をそらして)
……やめて…やめてください……
お願い……あんっ……
(神に見られている、と何度も何度も言われ、しかし刺激は強さを増していき頭が真っ白になる
さっきからの抵抗も、そのつもりはないがまるでカインに身体を押し付けるようになってしまう)
………そんなこと、見も知らない貴方になど関係ありません…
396 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 16:33:42 ID:M21fwVjF0
(アリアスに問いかけはしたものの、カインはその答えを聞くまでもなく理解していた
そして微かな表情の変化を見せるアリアスを見て確信をし)
この身は神に捧げた身…ってやつか…
夢見る乙女のほうがまだ可愛げがあるよな…
(まるで演技をするかのように大げさに言いつつ、
身体を押しつけてくるアリアスを身体で支えながら、熱を持ってき始めた自分の股間をアリアスに押し付ける)
異性と交わるのは禁忌…もしかして、“自分でする”のも禁忌かな?
(片手は指の間で、乳首を摘み、小刻みに震わせ、
片手は下側から服の中にいれ、衣服に隠れているフトモモを撫で回しながら…
耳元で暗示をかけるように呟く)
397 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 16:43:26 ID:8qllsR/O0
そう、思うのならば…すぐにやめてください…
私でなくとも…いいのでしょう…?
(カインの言葉を耳にし、同時に熱を帯びたものを押し付けられ
その恐ろしい感触に、ますます抵抗は激しくなる)
な…何を言ってるんですか……自分でする…?
(太ももを撫でられ、身体を固くしてしまい
カインの言ったことの意味がわからず、後ろを向いてカインを見つめる)
398 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 16:54:01 ID:M21fwVjF0
…ふふ…わからないんだ?んじゃ、教えてあげようかな
(そう言うと、突然をアリアスを解放するようにから離れる
そのまま少し離れた位置に移動すると、アリアスのほうを向き直り)
…貴女の身体…ちょっとイジらせてもらいましたよ
(口元を少し緩めながら、そんな意味不明な言葉を発する。しかし、アリアスの身体にはすでに異変が起こっていた
逃げ出そうと思っても、なぜか四肢が動かない。だが、拘束されているような違和感は感じられない
ただ“自分が動こうとしていないから、動いていないだけ”という感覚。
そんな不思議な感覚に困惑するをアリアスを見て)
簡単に説明すると、貴女を操り人形にしたってこと…
あ、でも自分の意思ははっきりしてるし、拘束されている感じもないでしょ?
いくら人形でも糸付けられてるって知っちゃ不愉快だろうしね
つまり、これは単純に貴女の身体のコントロール権を私も共有したようなもの…
(“自分の意思”で動いていない(と感じている)アリアスを面白そうに見つめる
再び詠唱なしの魔術行使、それもかなりの高レベルの術を行使しておきながらカインは表情を一切変えない)
399 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 16:54:52 ID:M21fwVjF0
(ややこしいかな?;とりあえず、アリアスはカインの思ったとおりに、動く(動いてしまう)
そこに無理矢理させられているって感覚はなくて、
自分から進んでやってるような錯覚に捕らわれるってことにしておいてw)
400 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 17:09:20 ID:TQCaNMQz0
(突然拘束を解かれ、愛撫によって力入らなくなった身体がよろめく
そしてそのまま祭壇に手を付いて、荒くなった呼吸を整える
これで逃げられる、と思った瞬間、身体に違和感を感じる)
…え…何で動かないの…
(その違和感に慌ててカインを見る
カインの言葉を聞きながら、自分から血の気が引くのをはっきりと感じ取り
そしてそんな高度な魔術を一瞬で使うカインを再び睨みつけ)
…どういう…つもりなんですか…何をしようとしているのですか…?
貴方は一体…何者……
(了解w)
401 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 17:19:06 ID:M21fwVjF0
何者か…それはすぐには答えらるものじゃないかな…でも前者の質問なら…
…こんなことを、しようかなかな?って…いやするのは貴女自身か…
(すると、アリアスは自分の胸を鷲掴み、指を肉に食い込ませ愛撫を始める。
他人から見るとまるで自慰を始めたように)
貴女は「自分で自分の胸を掴んだ」としか感じられない…
それこそ自分の意思で行ったようにね、他者に強要されているなんて感じないでしょ?
今の貴女の身体は、貴女の意思で動く…でも私の意志でも動くんです
(強要された自慰しかし自分の意思で行っている自慰を行うアリアスを楽しそうに見つめ)
…他人に犯される…それ以上に自分で自分を犯す…
そのほうが神への冒涜だろうね…
(カインは「指で自分の胸を激しく揉み、犯す」という意思を紡ぐ。
その意思を反映するかもように、アリアスは自分の胸を揉み始める…あくまで自分の意思で)
402 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 17:29:31 ID:si4vzMXh0
やっ……あ、何……なに!?
(自分の手が自分の胸を揉み始め、激しく揉んでいく
でもそれは強要されたものではなく、自分の意思によるものであり)
やだ、何これ…こんな…違う、こんなこと…
(自分の意思ではないのに自分の意思で動いている、
そんな感覚におかしくなりそうになる)
やめて…お願い、やめて……こんな…
こんなの私じゃない…や…あぁっ……
(一旦は刺激が途切れたため、身体の熱は冷めていったが
再び…今度は自分の意思で刺激を与え身体に熱がこもっていく
同時に、身体からは力が抜け、その場に崩れ落ちてしまう)
403 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 17:35:32 ID:M21fwVjF0
ふふ…何、言ってるんですか?それは“貴女の”指でしょう?
神の前で自慰とは、いけない子だ…
(「崩れ落ちつつも、アリアスは自分の指を、股間へと伸ばす。
そして、自分でも弄ったことのない秘所を犯すために、指を沈める」
カインは再びそんな意思を紡ぐ。するとアリアスは実際にそのとおりに指を秘所に沈め始める)
私が手を出してくれないからって自分で弄るなんて、な…
(わざとらしい声を発しながら、アリアス自らの自慰という愛撫を続ける。
片手は乳房に指を食い込ませながら、乳首をつまみ、片手は秘所にその身を沈め
自ら愛液を溢れさせるように、指の腹を擦り付ける。
カインはそんな意思とともに、続けられるアリアスの“自慰”を満足そうに見つめる)
404 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 17:46:52 ID:si4vzMXh0
あ…あたし…あたしじゃな……
(そう言葉では言いながらも、自分の意思で動いている感覚しかなく
やがて、一番敏感な場所に指を滑らせ、撫でていく
僅かしか触れていないにもかかわらず、そこからはくちゅっ…という音がして)
ちが…う……あなたが…貴方が勝手に……
はぁっ…んぁ……いや…あぁっ……
(知らない間に足を広げ、めくれたローブの裾から自慰の様子が見える
身体は熱を帯び、息は荒くなり、絶えず弄んでいる部分からは水音が響く)
も……もう…許して…お願い……お願い…!
(そのとき、自分の中の僅かな変化に気付く
何か、波が押し寄せてくるような感覚が身体全体を捉え
さっきまでの厳しい表情は一変し、快楽に耽る女の表情になり)
405 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 17:53:56 ID:M21fwVjF0
(教会内に響く快楽に耽る女の声、淫らな水音、そして外からの騒音が入り混じる。
そんな中、カインは止めることなく自慰という名の愛撫を続ける。
アリアスはいつの間にか服をはだけさせ、自分以外に晒した事にない肌を露にし、
外気に触れ、赤く染まる肌、胸、秘所へ何かを求めるように指を這わしていく)
(その愛撫は、カインの意思か、それとも本当はアリアスの意思なのか…
二人の意思は混合し、その快楽、興奮さえ共有し始める。快楽に落ち始めたアリアスの興奮はカインに伝わり、
カインはその興奮に促され息を乱し、股間を熱く硬くする。
そして狂ったように自分を弄り続けるアリアスにカインはそっと近づく)
…そんなに興奮するなんてな…しかもこっちにも意識を送ってくるなんて…さすがだな…
おかげでこっちも興奮するじゃないか…
(そう言うと、自分の股間の膨らみを見せ付けるようにアリアスで取り出す)
406 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 18:05:54 ID:clSW3Bbz0
(興奮の波はとどまることを知らず、
弄り続ける場所から身体全体に電流が流れるように快感が巡る
自分の意思ではないと頭ではわかっていても身体の感覚がそれを許さず、
いつしか快楽の虜になり、その感覚と興奮をカインにまで伝えていて)
あん……ううっ…はぁっ…あぁっ……
(ゆっくりと近付いたカインを力なく見上げ、熱で潤んだ瞳を向ける
と、アリアスの表情が変わり、さらに激しく指を動かす
何かが押し寄せてくる、それはアリアスにとっては初めての感覚だが、
カインはそれを見ただけで何が起きようとしているのか一瞬で理解し)
や……あぁっ……んん…ぅっ…
(初めて見る、取り出されたモノを目を見開いて凝視し
やがてそれから目を背けるように顔を逸らして)
407 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 18:13:09 ID:M21fwVjF0
(顔を逸らされたもののカインは言葉を発することはない。そして、アリアスからの興奮でもう我慢はできない。
意思さえも混合しつつある二人…カインは言葉ではなく、意思でこれからの行為を伝え、
ただカインは無言で、自分が導きアリアスが自慰をしていたそこに自分をあてがう)
…っ、ぁ…
(あてがった瞬間、身体を強張らせるアリアスを無視し、
ただ無言のまま、蜜が溢れ、溜まっている秘所という、アリアスの蜜壷に
そのまがまがしいオトコを沈めていく。
くちゅ…という音が触れ合った瞬間、零れ落ち、
アリアスの中にカインがだんだんと…その純潔を壊すようにシンコウする)
408 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 18:26:07 ID:nbmscScj0
(カインからの意思で、これからされることを知り
拒絶するように首を横に振るが、うまく言葉が出てこず、
カインはゆっくりと近付き、初めての行為で痺れが残る秘部にモノをあてがわれ
その瞬間、アリアスの身体がびくっと跳ね、そのまま強張らせる)
あ…あぁっ…だめ……お願い、だめ…やめて……
(身体が跳ねたあと、これからされることに恐怖を覚え
小刻みにその華奢な身体が震え始める
だが、そんなアリアスとはお構いなしにモノは侵入し始め
誰にも許さなかった場所へ沈められる
その違和感に息が苦しくなり、さらに痛みも混ざり、
ゆっくりと搾り出すような悲鳴を上げる)
409 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 18:36:06 ID:M21fwVjF0
(アリアスから拒絶の意思を感じつつ、その意思と漏れる悲鳴を無視する。
ただ震える身体をそっと抱きしめることだけをし…
止まることなく続くシンコウ。時折、呼吸をするように大きく脈を打ち、その度に奔るような快感を
膣内に与えしつつ、だんだんと深く突き入れられる)
…ん、ぁ…
(アリアスは容赦なく異物を締め出そうと締め付けてくるが
その締め付けは、逆に苦痛以上の快感に与えてしまい
そんな刺激に歯を食いしばりつつ、やがてその身を全て沈め終わる)
410 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 18:48:04 ID:nbmscScj0
(違和感と痛みに耐え切れず、カインの身体を両手で押し戻そうとするが
そっと抱きしめられ、一瞬、懐かしいような温かい感覚になる
しかし、容赦なく侵入して来るモノがそれをかき消し、痛みをもたらす)
ん……ふ…んぁ………
(ただひたすら言葉にならない悲鳴を上げ、カインを押し出そうとするが
それ以上にカインの侵入は力を持っていて、抗う術が無い
全て沈められると、自分の一番最奥に先端が触れるのがわかる
その感覚を感じ、静かにカインを見上げる。まるで何かを訴えるように)
411 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 18:57:33 ID:M21fwVjF0
(最奥に先端が触れる感覚を感じつつ
アリアスの瞳に吸い込まれるような錯覚を覚え、
ただ、答えるように見つめ返し…)
…神に…神に仕え、全てを捧げるのは、やめろ…
どうせなら私に、…その全てを捧げたほうが、良い…
(そんな言葉が無意識に零れ出た。しかしその言葉は些細なもので微かにしか聞こえない。
カインはそのまま少しだけ腰を上下させる、膣内に自分を馴染ませように。
言葉は発しないものの、その見つめる瞳と、カインの意思は微かに心配という感情を伝える)
…ん…ッ
(しかし、その感情を持ちつつもカインは大きく腰を動かし始め
さっきの行為の巻き戻しをするように、ゆっくりと腰が引かれ、
アリアスの中を再び犯し、快感を与える)
412 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 19:14:51 ID:DiuxXYyu0
(外からの光…火に包まれる街の炎の揺らめきが
そのままアリアスの瞳に映し出され)
…それは……どうして、貴方が…そんなことを…
(微かに発せられた言葉をかろうじて聞き取り、
その言葉とカインの行為、そして意思が矛盾している気がして
苦しそうに、途切れ途切れにカインに訊く
だがそれに答えられる前に、ゆっくりと腰を動かされ
モノが引かれた時、結合部より血と蜜がまじったものが流れ出す)
413 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 19:21:47 ID:M21fwVjF0
……
(無意識に零れ落ちた言葉を聞かれたという失態に心の中で舌打ちをするが
それを誤魔化すようにカインは行為を激しいものにしていく)
(意思の共有、それは二人に自分が感じる快感に、
更にもう一人の快感を加える。そのアリエナイ快感の量はカインを狂わせようとする。)
は、ん…ぁ…ッ…
(そんな快感に精神は理性を保ちつつも、
身体のほうはもはや狂い始め、止まることなく膣内を犯し始める。
何度も腰を奥に突き入れ、膣内を掻き回し、
出し入れされる度に秘所から血と蜜が混じった液が弾け)
414 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 19:34:02 ID:PnrWRmFH0
あ…んんっ……やぁっ…痛……
(激しくなる行為に、身体も反応を見せていき
押し出そうとするのではなく、純粋に快感からモノを締め付け)
(そしてもうひとつの快感がアリアスにも伝わり、
その快感が入ってきた瞬間、自らも腰を動かし始める)
や…はぁっ……んん…ぁ…
(頭は痺れ、身体は快楽を求め続ける
痛みが和らぎ、快感だけが今のアリアスを支配して
だがそれでも痛みが完全に消えるわけではなく
それに耐えるように目をぎゅっと瞑り、涙が頬を伝っていく)
415 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 19:41:21 ID:M21fwVjF0
…ぁ…っ…
(蜜で包みこみ、蠢くような動きで締め付けてくる膣内の動きと
それを倍増させる自分自身の腰の動きと
アリアスの腰の動きが異常なほどの快感を生み出し
最後の理性さえも犯す)
…も、う…そろそろ…か…
(永遠続くようなこの交わりも絶頂という名の終わりが見えてき始め、
終わりが見えてきたからなのかカインは一層激しくアリアスに激しく突き入れる
その激しい動きにアリアスの頬を伝う涙が宙を舞い…)
…いくぞ…
(心の中で、そんな言葉を、呟く)
416 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 19:52:55 ID:v9Vd2U9l0
(自分の腰の動きと膣内の締め付けが
カインの理性を壊していることも知らず
ただ、今は目の前の快楽を求めて身体を揺らす)
んっ……ぁ…あぁっ……
(段々と上り詰めていく感覚がアリアスを襲い
目を開け、助けを請うようにカインを見つめる
その瞳は先ほどと同じように揺らめく炎を纏い
そして、自分でもわからないうちに、無意識に呟く)
………カイン…様……
(聞こえるか聞こえないか判らないくらいの声で呟くと
再び目を閉じ、快楽とカインに身を任せる)
417 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 20:00:44 ID:M21fwVjF0
…っ…アリアス…
(それは反射的に無意識に返した言葉だった。
はっきりと聞こえたわけじゃないアリアスの言葉に答えるように
最後に、アリアスの名を呼び)
ぁ…ッ…
(達しようとした瞬間、カインはアリアスを反射的に抱き上げる
その頭上には神を象った像が、外からの炎の灯りに照らせれており)
…ぁ……っ…いく…ッ
(最後に突き上げる形で大きく奥に突きいれ、激しく膣内をを刺激し)
っ…んん…ぁ
(アリアスの最奥に当たった瞬間、その蜜で濡れた竿の先端から
白い液が爆発するように放たれる。
それは膣内で蜜と混ざり、アリアスの中を満たしていく。
そして、その達した感覚はアリアスにも伝わり)
418 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 20:11:06 ID:v9Vd2U9l0
(自分の名を呼ぶカインを感じ、カインの肩にかけていた、
押し戻そうとしていた両手をゆっくりと降ろし、カインの服を握る
まるで、この世で一番、何よりも大切で愛しい人に縋り付く様に)
う……あ…っ……や…だ、だめっ……
(急に抱き上げられ、目を開くが
視界に入ったのはカインの顔ではなく、
さっきまで何よりも大切だったはずの神がいて
思わず抵抗の意を口にするが)
あ…あぁっ……はっ…あぁぁっ………!
(最奥を突かれ、熱いものが自分を満たしていくのがわかり
それと同時に、自分も大きく身体をくねらせ、絶頂を迎える
初めてのことなのに、カインも自分と同じ感覚なのだとわかる)
419 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 20:18:47 ID:M21fwVjF0
…はぁ、はぁ、
(身体を痙攣したように震わせ達した余韻に少しだけ心を委ねる。
やがてその余韻が落ち着くと共に、ゆっくり腰を動かし、離れると
少し音を立て蜜と混ざり合った精液が秘部から涙のように垂れ)
ふぅ…
(少し息をつくと、思い出したように教会の外に視線を送る。
そして、炎の揺らめきは見えるものの、いつの間にか外からの騒音が止んでいることに気づき…)
しまった…もう終わったのか…これはセブに怒られるかな…
(そんなことを呟きつつ、カインはふと服が握られているのに気づく。
未だ倒れこむアリアスに視線を落としつつ、
そっと服を握るアリアスの手に、自分の手を重ねる)
420 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 20:28:57 ID:v9Vd2U9l0
(目を閉じ、祭壇に横たわったまま、荒くなった呼吸を整えようとする
カインがアリアスから離れると、下半身を圧迫していたものが抜かれ、
少し身体を動かしただけで、強い痛みがまだ走っている)
…あ……
(カインと同時に教会の外へ視線を向け、我に返ったように表情を変え
重ねられた手に一瞬、鼓動を早めるが、ゆっくりと振りほどいて
着衣の乱れを直し、外へ向かおうとふらふらとしながら歩く)
421 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 20:36:07 ID:M21fwVjF0
(外に向かおうとするアリアスを見つめつつ、その背中に話しかける)
もう遅いよ…全てはもう終了した…
私たちはここまでしたのに神とやらは何をしているんだろうな…
それとも…天罰が下るのはこれからなのか?
(アリアスに可笑しいそうに問いかける
しかし、すぐにそんな気楽な声、表情は消え)
神…そんなものはいない…
少なくとも、私は…私たちは、そう考える
そんなものでは、何も救えないのだから…
(そのカインがそう言った瞬間、未だ残った微かな繋がりから、
アリアスの中にカインの想いが入り込んでくる。
それは様々な思いで、ほとんどは理解する前に何処かに消え去っていったが
ただ唯一、何か胸が締め付けられるような、切ない想いがアリアスの心に残る)
422 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 20:45:13 ID:O3eVCBP50
(後ろから言葉を投げられ、思わず歩みを止める
カインの言葉をただ静かに黙って聞き、暫く沈黙した後、振り返り)
…確かに神はいないかもしれません。
救いも無ければ、罰もない…ましてや、私達を導いてくれるなど…
……ただ…
(そこまで言いかけて俯くと、両の瞳から涙が溢れてくる
そして、カインの想いが自分の中へと染み渡り、
言葉にならない何かがアリアスを駆け巡り、締め付ける)
……あの…
(溢れた涙を急いで拭うと、もう一度カインに視線を戻し)
…貴方は一体……誰…?
423 :
カイン 賢者 2007/11/12(月) 20:54:33 ID:M21fwVjF0
ふふ…貴女は誰、か…
(アリアスの問いに優しく微笑み)
私はカイン…神にでも人間でもない…
ただ、カインと言う名の存在で良いと思ってる…
ふふ…これ以上はまだ秘密かな…
(真剣なのかふざけているのか良くわからない返答をする
しかし、その言葉と共に流れ込んでくる想いはとても綺麗なもので)
じゃあ、私はそろそろ行くよ…あ、この教会は調べさせてもらうよ?
(そういうと教会の奥へと続く扉へと歩き始める
その扉の前に着くと、思い出したようにアリアスのほうを振り返り)
気が向いたら、私の国に、私たちの国に来ると良い
神がいるのか、いないのか…天罰は下るのか下らないのか…
あと数年もすれば、全てがわかる…はっきりとな…
それにさっきの返答の続きもね…
(そんな最後に言葉を残し、カインはアリアスの目の前からその姿を消した)
424 :
アリアス 僧侶 2007/11/12(月) 21:06:23 ID:AVAeIztw0
………そう、ですか。わかりました。
(はっきりしない課員の返事に再び問いただそうとするが
刹那に流れてきた綺麗な想いがそれを止め
奥の扉へと歩き出したカインをただ見つめるだけしかできない)
…貴方達の…国……?そこへ行けば……
……貴方が何者なのか、わかるんですね?
(気が向いたら、と小さく呟き、カインが姿を消したほうを見つめ続け
何かを決意したように教会の扉を開き、戦が落ち着いた街へ向かう
その胸の内には、カインが残した思いがしっかりと残っていた…)